ポルトガル移住の情報

「老後や退職後のポルトガル移住の魅力」と「年金ビザ、気になる情報」

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ゆいです。

今日は老後にポルトガルへの移住を考えている方のための情報をまとめたいと思います。



目次



1、年金ビザの取得条件

2、老後にポルトガルに移住することの魅力

3、気になる病院や医療の情報

4、暮らしやすさと暮らしやすい地域

5、海外銀行の年金受け取り口座の設定

6、年金受け取りに日本の銀行を利用する場合

7、日本食の手に入りやすさ



1、年金ビザの取得条件



ポルトガルでは、国民最低年収と同額にあたる(月に約7万円×14ヶ月分)「年間 約90万円の年金収入:2019年5月末のレートで計算」があれば、年金ビザを申請することが出来ます。(2019年5月現在)



もし、年金の額が年額約90万円に満たない場合には、70歳以前ですとフリーランスビザでの滞在も可能です。(開業ビザの開業資金は1ユーロです。)




年金ビザ(安定収入によるビザ)D7ビザ=(ポルトガルの最低収入の14ヶ月分の安定収入を示す事で取れるビザ)です。恒久的、安定的な収入を示す事で取る事が可能です。



D7ビザの申請に必要な年額を示しますと、

2019年5月末時点では


1人目は 7200ユーロ 約90万円

2人目は 3600ユーロ 約45万円

また18歳以下の子供が同行する場合には、 2160ユーロ 約27万円

の恒久的で安定的な収入(年金など)を示す事で取れるビザです。(2019年5月現在)となっています。



申請場所は、ポルトガル国内でもOKです。



つまり、例えば観光目的での滞在の3ヶ月の延長からで、そのままビザの申請に移ることが出来ます。




また、他のパターンもあり、東京にあるポルトガル大使館に申請して日本でビザの発給を待つという方法もあるそうです。


ポルトガルの移住ビザで東京の大使館でビザの発給を待てるパターン

本日2019年5月28日にポルトガルの移民弁護士さんに日本の大使館に申請する事で、日本でビザの発給を待てるパターンのビザの取り方について聞きました。

原則として、東京で取得できるのは「D7ビザだけ」だそうです。

D7ビザとは、年金ビザ(安定収入によるビザ)=(ポルトガルの最低収入の14ヶ月分の安定収入を示す事で取れるビザ)です。恒久的、安定的な収入を示す事で取る事が可能です。




「ポルトガルのフリーランスビザが東京の大使館に申請して取れるかどうか」についてですが、「不可能ではないが、あまりにも手間と時間が明るので現実的ではない」「ポルトガルに来てしまって取った方が良い。」との事でした。


ほとんどの方は、ポルトガルに来てしまってから、滞在許可の延長でビザの申請に入られる様です。





70歳以下の場合でも年金ビザの申請は可能です。


しかし、ポルトガルでは、

「70歳まではまだ若いです。」と言われるので、年金ビザよりもフリーランスビザでのビザ取得を勧められることが多いと思います。






2、老後にポルトガルに移住することの魅力



老後にポルトガルに移住するメリットを書きます。


①昭和の日本にすごく雰囲気が似ているので、居心地が良いと感じる人が多いこと。




私が移住地を最終的にポルトガルに選んだのは、NHKの「関口智弘のヨーロッパ鉄道の旅 ポルトガル編」 での関口さんの言葉がきっかけでした。


NHK 関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅 ポルトガル編

関口智弘さんの言葉(要約):

「もし、日本に何かあって、どうしても海外に住まなくちゃいけないなんてことになったら、もしかして、この国かもしれないね(住むのは)。」



ヨーロッパの国々を長く旅されてきた関口さんが、最終的に住みたい国として選んでいたのがポルトガルでしたので、すごく印象的でした。



私は、この言葉で最終的に移住地をポルトガルに決めました。




関口さんの番組の中で度々耳にした言葉ですが、

「(ポルトガルで電車で会う人たちは)千葉の海岸にいるおじちゃん おばちゃんみたい。」

とか

「親戚のおじちゃんに新幹線でどこかに連れて行かれたのを思い出すなぁ。」

とか

ポルトガルの人の素朴さや屈託なさは、古き良き昭和の時代を思い出させる様です。


②高齢者にとことん優しい。



高齢者に認められている権利がかなり日本よりも大きいです。




・高齢者であれば、申請をして許可証を取る事で駐車禁止の所にも駐車出来る様になったりします。

・電車やバスは申請なしでも(身分証明書を見せれば)半額で乗れます。


(犬を連れてお出かけのおじいちゃん おばあちゃんにもよく電車で会います。)

・スーパーの列でも高齢者の方は、順番札に関係なく優先される場合があります。




・また例えば、道で困っているとすぐに助けてくれます。

うちの祖母がうっかり道路で転んでしまった事があったのですが、通行人みんなで助けてくれただけでなくて、道路を走っていた車まで止まって、運転していた方まで車から降りてきて、みんなで優しくしてくれた事もありました。




③英語が出来れば、リスボン近郊ではほぼ問題なく、生活が出来ます。



もし英語もフランス語もスペイン語も何も出来なくても、リスボンやポルトで生活してられる引退後の方もたくさんおられます。



うちの祖母も英語はほとんど全く話せませんが、毎日、気楽に買い物に出かけています。

周りがとても優しいので助けてくれます。


③家賃、生活費が、他のヨーロッパに比べてとても安くて、せっかく受給した年金を倹約して使えます。



海岸リゾート地域のParedeなどのジャグジー付きのハイグレードマンションなどでも、1000ユーロ(12万4600円くらい)で借りれたりします。



ご夫婦2人だと、広めの1LDKなどで9万円くらいでもかなりの設備の良いところも見つかります。


もっと安く済ませたい場合には、6万円くらいからでも見つける事ができます。



食費については後の章で書かせていただいていますが、かなりの激安で、しかも何でも新鮮で美味しいです。




3、気になる「病院や医療の情報」



ポルトガルでは、住民登録が済むと公立病院での基本の医療費は無料になります。(実費等で若干の支払いはあるケースがある様です。)


(急病の場合には旅行者の場合でも同等の医療を受ける権利が保証されてるそうです。)



しかし、公立病院は予約してから待たされる期間が非常に長く3ヶ月待たされる事も多いそうです。



そこで移住者の方は私立の病院に行く方が多い様です。




そのため、移住者の多くは、私立の病院に行くための民間の医療保険に入るのですが

60歳程度までですと比較的安い金額でフルカバーの保険に入れますが、高齢者の場合には医療保険に加入することが出来ません。




そこで、高齢者の場合には、医療保険ではなくて医療保険によく似た「割引保険」というものに加入するのですが、その場合には、私の祖母の例で言うと「3ヶ月ごとに約7000円の支払い」で、この保険に入っているのですが、病院の受診料が「通常1万2000円くらい」かかる所、「2000円程度」の支払いで受診することが出来ました。



この場合でも、住民登録が済む前までは、検査や薬代は実費となりますので少しお金がかかります。



受信しました医師に聞きました所、住民登録が済むとかなりの部分を国がカバーしてくれますので、検査代や治療費もかなり少なくなるそうです。




祖母の例で見てみますと、

骨粗鬆症の治療の場合、



<住民登録前> 

初診料+初回受診料(ディスカウント保険適用)が

約1800円

骨密度検査、X線などが、約1万2400円程度

という感じでした。



住民登録後には、医師の言葉によれば、「治療費は微々たるものになる」との事でした。




ですから、話をまとめますと、高齢者の場合には民間の医療保険には入れませんが、「ディスカウント保険」という「病院の受診料が安くなる保険」で、一回あたり15ユーロくらいで受診することが出来て、そして住民登録後には、私立病院でもかなり安い金額で治療を受けることが出来るという事です。




もし公立病院の予約を待てば、基本の医療費は無料になるそうです。




もし日本に家を残しておき、日本の住民登録を残していく場合、

毎年帰国すれば、その時に海外での医療費も日本の国民健康保険から払い戻しを受けることが出来るそうです。



<医療のレベル>



医療のレベルは、世界最高峰と言われるスペインに比べると、スペインにはかなわないと思います。




しかし、スペインの年金ビザの申請に必要な金額は非常に高くなっていて、年額 約360万円の年金を受けている人でないと、そのほかに銀行への積立をしないと申請することが出来ません。



年金でのビザも、ポルトガルの方がスペインよりも、はるかに取得しやすいと言えます。




スペインの様に、世界最高峰とまではいかないにしても、私立の病院はかなりのレベルにあるそうですし、



また、海岸のリゾート地域のOeiras(オエイラス)や、シントラ、リスボンのエキスポ地域などにある大病院は、かなりレベルが高いと聞きますから、レベルに関しては、リスボンの近郊に住む場合、問題ないという印象を受けます。



<ポルトガルの医療についてのまとめ>



(1)体に不安のある人の場合、日本の住民登録と国民健康保険を残しておき、何か高額な医療を受けたら日本で払い戻しを受ける方が良いと、アドバイスを受けたり言われる事が多い。(これは日本での前年度収入による健康保険への支払いの額や個人の判断によります)。




(2)ポルトガルでは基本の医療費は無料だが、予約してから受診までが長いので私立病院に行く移住者が多い。




(3)市立病院では、「ディスカウント保険」に加入しておけば受診料は安くなる。



(4)住民登録後には、私立病院でも比較的安く医療を受けられる様になる。




(5)そのため、「ビザが取れるまでは日本の健康保険を残しておき、住民登録が済み次第、日本の住民登録を抜くという方法を取るのが賢いかもしれない。」というのが移民弁護士さんからのアドバイスです。



4、暮らしやすさと暮らしやすい地域




高齢者の場合には、膝への負担が一番気になる所です。



リスボンの中心部は、坂の多いところもありますが、

海岸のリゾート地域(首都リスボンからわずか20分から30分の地域)では、

Carcavelos(カロカヴェロス)、Parede(パレーデ)、Estoril(エストリル)、Cascais(カスカイス)、など広い範囲で、坂の無い(または坂が少ない地域)が広がっています。

実際、カルカヴェロスとパレーデは、駅前からほとんどが平坦なため、足の悪い方が住んでいる場合がとても多いです。

(地域の選択については、以下の私の有料noteの「前半の無料部分」にたっぷりと記事があります。)




マンションでは、エレベーターがついている事が多く、エレベーター付きを探せば、ほとんど問題がないと思います。




5、海外銀行の年金受け取り口座の設定


渡航前に日本の年金事務局の支所へ行くと、海外口座への年金の振込申請用紙をくれます。


海外から、銀行口座を開設した後に送付すれば、年金はその国の通貨に換算した額を振り込んでもらえる様になります。




6、年金受け取りに日本の銀行を利用する場合


日本の銀行にそのまま年金を振り込んでもらって、そのお金を海外で使う場合には、



①SMBC信託銀行のプレスティア

②楽天銀行(デビットカード機能つき)


この2つが かなり便利です。



「SMBC信託銀行のプレスティア」は、もともと日本にありました海外銀行のCity Bankと同じものです。



この銀行は、海外から電話で振込依頼などが出来ますし、インターネットからも安心して自分のお金を動かせます。

海外への住所変更も可能です。(2019年5月現在)



「先に自分が登録した口座へしかお金が動かせないシステム」なので、もしパスワードを盗まれても、すぐにはお金を盗まれる心配がとても低いです。





楽天銀行の場合には、一応、海外でのアプリの使用は可能かどうかは個人の判断でと言われます。



しかし、海外で、自分のお金を下ろしたり買い物をする時には、楽天銀行のカードにはVISAデビットカード機能がついていますので、自分の銀行残高でお店で自由に買い物が出来ますし、海外のATMでお金を下ろすのも簡単で手数料も少ないです。




また楽天銀行の場合には、海外送金の手続きも、スマホのアプリからで済んでしまいます。



三菱UFJ銀行の場合、ヨーロッパでも今のところスマホのアプリは一応使えてしまう様ですが、原則として海外での使用は個人の自己判断だそうです。



三菱UFJ銀行のスマホアプリの設定には、日本の電話番号で電話を受ける必要がありますので、もしスマホが壊れた場合には、三菱UFJ銀行の場合には、海外からは何も出来ない状態になってしまいます。



ですから、スマホアプリで日本の銀行の取引をしたい場合には楽天銀行の方が便利に、私は感じています。



年金の2ヶ月分の額の支給程度の金額ですと、

海外送金で自分の海外の口座へとお金を送ると、ポルトガルの場合だと、経由銀行の手数料も含めると手数料が6000円くらいかかる事がありますから、

銀行のATMで、楽天VISAデビットカードで自分のお金を下ろした方がずっと手数料が安い場合が多いです。




7、日本食の手に入りやすさについて


ポルトガルでは白いご飯を食べる習慣があります。




スーパーでも普通に美味しいご飯が売っています。

また、白いご飯のお弁当が買える地域もあります。



寿司がとても生活に根付いているので、お醤油は簡単に手に入ります。(日本製もヨーロッパ製も)



海岸地域によくあるスーパーの「ピンゴドス」(Pingo Doce)では、お豆腐はいつでも売っています。





また、オエイラス、パレーデ、カスカイスなどにあるオーガニック食材店(BIOショップ)では、白味噌、赤味噌、八丁味噌と、豆腐(20種類くらい)と、がんもどきなどの日本食材が簡単に手に入ります。




ナザレなどでは、お魚の干物も食べられています。



私は、ポルトガルに来てから、ほぼ毎日、日本食だけで生活しています。


<生鮮食品が安いです。>



各地の公園などで行われている青空市場に行くと、

かなりの激安価格で野菜や、果物、チーズなどが買えます。




例えば:

リスボン近郊の青空市場での買い物ですが、

 チェリー  1キロ  約310円

ブドウと

桃  この量で約380円

パン 4本  約446円

 卵  一個  約15円という感じでした。



肉なども含めて、うちは4人分 1週間の食品の買い出しで約4900円

1週間  果物食べ放題で野菜もお肉もどっさりの感じです。



お米は1Kg 約100円のもので、日本米にとても近い美味しいお米があります。




本日の記事は以上です。

©︎Yui Asakura






<ビザの取り方について>


予算の豊富に取れる方の場合には、移住コーディネータの方を探されて、全てをお任せでビザの取得を頼む方もおられる様です。

私も、初めはコーディネーターの方に依頼しました。


私の場合には、「20万円」を払ったのですが、私の場合運悪く、何もしてくれない人でしたので、結局は自分で全てを手配しました。




ポルトガルの場合には、ビザの取得はとても簡単だと言われています。



ですから、的確に良い移民弁護士さんを見つけることさえできれば、自分で手配した方が良いのではと私は考えています。

実際に、ツイッターを始めてからの8ヶ月で、すでに30人の方のお手伝いをしましたが、皆さん滞りなく、移民弁護士さんと手配を進められています。



ポルトガルの場合、それほど何か特別な準備があるわけではないので、現地の移民弁護士さんに相談して、一緒に進めて行くのが良い方法だと私は考えています。



もし、移民コーディネーターの方に頼んでも、結局、「弁護士さんを紹介してもらい取次ぎをしてもらうこと」がメインになると思いますので、人に頼むのは、お金が無駄に感じてしまいます。




頼りになる移民弁護士さんさえ見つかれば、ポルトガル移住は、どんどん進めていけると思います。




私は、以下の「note」で、私がお世話になっている移民弁護士さんを紹介する事をしています。

もし、良い移民弁護士さんが見つからない場合には、ぜひ私に相談していただけたらです。

上記の「note」の記事中に詳細があります。

かなり費用を少なく抑える事が出来ると思います。



私は弁護士さんからリベートを頂いたり、マージンをいただくことは一切してませんですから安心して相談して下さい。(かなり費用の安い弁護士さんです。)



この方法の場合ですと、英語が少しできる方でしたら、インターネット「Google翻訳」で、日本語を翻訳することで、すでにたくさんの方が弁護士さんとのやりとりをする事が出来ています。




また、もし英語が全く出来なくて、全てを任せたいという方の場合には、私に父が弁護士さんとの連絡を翻訳、通訳する業務を行っていますので、ご相談いただけたらです。



*この記事中の記載は、私が2019年の前半に移民弁護士さんに質問して聞いた事と、2018年、2019年前半に体験した事を元に書いています。


ですから、ルール変更などがありますといけませんので、実際の行動はご自分でもよく調べて、移住地の選択、ビザの取得共に、この記事はあくまで参考として自己責任でお願いします。

もし記事中に不明な事があれば、弁護士さんに聞きますのでぜひご連絡くださいね。

私の連絡先は以下のメールアドレスです。





<ポルトガル移住に役に立つ 私の2つのnoteの紹介>


1、ポルトガル移住地の選択のためのnoteを公開して居ます。






2、「ポルトガル移住を考えているけど、良い相談先がない」「移民弁護士さんの見つけ方がわからない」という方のために、以下のnoteでお手伝いをしています。(相談付きnoteです。)



<相談サポート付き>:「ポルトガル移住 移民弁護士さんの探し方」ーーー●「移民弁護士さん相談への事務的サポート」と●「ポルトガル移住メール相談」とのおまけ付きnote

https://note.mu/2019pt/n/n96dc54a4bff9?creator_urlname=2019pt

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